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2024.07.30
CASE
リングマット張替工事
今回は大阪府にあるボクシングジムのリングマット張替工事をご紹介します。
施工前はターポリンを使用されていました。練習中に汗が落ち、靴が滑ってしまう事にお悩みでなんとか改善できないかとご相談を受けました。
現状の施工を確認するとロープをかがる為の鉄筋がリングに付いておらず、四方全てをフラットバーで抑えているだけの状態でした。
これではマットにテンションをしっかりとかける事ができません。
左の写真からも生地にたわみが出ているのがわかります。
そこで今回は摩擦の強い綿帆布をマットに使用しスリップの恐れをなくしました。
更に左図のような金物を製作しリングに取り付ける事で、マットをロープで引っ張れるように設計しました。
これで上記の問題点を2つとも解決できます。
まずは既存のマットを撤去します。
マットの下にはクッションとなる緩衝材が敷かれています。
新しい生地を広げ、先ほどの金物を使いロープをかがっていきます。
4方向からバランスをみながら、張り具合を調整していきます。
ロープかがり完了。
←完成写真
しわひとつなく、綺麗に取り付ける事ができました。
壁に接している箇所も問題なく張れています。
●施工前
●施工後
今回使用した綿帆布は引っ張れば引っ張るほど伸びてしまう特性がある生地です。
従来のフラットバーのみの施工ではここまでテンションをかける事は不可能でした。
使用感に関してもスリップする事がなくなり、練習に集中できるようになったとお客様からお褒めの言葉を頂いております。
弊社ではテント以外の様々な工事を承っております。
是非、他の事例もご覧頂き、ご相談頂ければと思います。
営業部 弓山