新着情報

2024.06.28

CASE

帆布加工品紹介

帆布加工品紹介

今回は帆布を使った鞄の製作例をご紹介致します。

まず初めに、鞄の形をとる為にパーツを数点作る必要があります。

事前に設計した図面を基に、裁断する為の線を引いていきます。

ここでズレがあると最後の失敗に直結する為、丁寧に引いていきます。

先程の線の通りに生地をカットしていきます。

パーツが完成しました。

写真は胴体部分のパーツになります。

側面と底面を展開した状態です。

先程とは別のパーツにファスナーを縫製します。

こちらは天面パーツになります。

ファスナーで開口する事ができます。

反対側も同じように縫製します。

開口部のパーツが完成しました。

次に、側面に取っ手を取り付ける為にベルトの縫製位置と長さを調整します。

長さが決まり、取っ手用のベルトをヒートカットしています。

ヒートカットとは高熱で素材を溶かしながら切断する技法です。

切断面はすぐに冷えかたまります。

ヒートカットする事で切断面がほつれることがなくなります。

胴体パーツにベルトを縫製します。

側面から底面までベルトを回すことで強度を持たせています。

ここまでで下準備が完了。仕上げに入ります。

パーツ同士を組み合わせて形を作っていきます。

縫製完了

最後に裏返して完成となります。

以下完成写真

今回は地元の神社様からご注文を頂き、製作にあたりました。

地鎮祭等、催し事に使う備品を運搬する為に、丁度いい鞄が欲しいとお問合せを頂きました。

現地に訪問し、中に入れる物を採寸し、専用の鞄として製作致しました。

寸法も問題なく、とても気に入って頂けました。

弊社ではテントや日除け以外にも、このような加工も承っております。

既製品では叶えられないご希望にも対応致します。

ご検討の方は是非一度お問合せ下さい。

                                        営業部 弓山

一覧に戻る

Contact

弊社へのお問い合わせは
こちらからご連絡ください。